静岡県御前崎市 岬の石屋さん

岬の石屋さんブログ

カーリング

2022年2月22日

  • 北京オリンピックが閉幕しました。

    アスリート達の真剣勝負に興奮と感動の嵐でした!!!

    最後にはカーリングの選手たちの健闘が光っていましたね!

    カーリングといえば、このストーン!!!!気になって検索しました(笑)

    カーリングのストーン(石)は、重さ約20㎏、直径約30㎝だそうです。1個あたり10万円くらいする高級品で、1試合で16個のストーンが使われるので1試合で160万円くらいの石が使われているんですね!!!

    スコットランドのアルサクレッグ島特産の花崗岩が主流で、アルサグレイグ島は、スコットランド本土から10マイル西の沖に浮かぶ面積1km2弱の無人島で、マグマで冷えてできあがった孤島だそうです。スコットランド産の花崗岩は、他の地域の花崗岩よりも密度が大きく、吸水性が小さい、強靭で均一な岩石と言われています。

    カーリングで使う上で、ダメージに強く、氷と接していても水を吸わないこと、ストーン同士が激しくぶつかってもダメージに強いことが重要だと考えられます。それに適した石がスコットランド産の石なんですね!!

    このようにカーリングのストーンは高級な石が使われていますが、実は花崗岩は日本人にとってとても馴染み深いものでもあります。「お墓」に使われている御影石と同じなのです。カーリングのストーンの耐用年数は100年を超えるといわれていますが、何代にもわたって受け継がれていくお墓と同じ石が使われていると考えると、その耐久性の強さにも納得です。