石材青年部研修旅行⑤(磐梯みかげ編)
2022年10月18日
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宮城県丸森町の磐梯みかげの丁場にいってきました。
磐梯みかげは、優雅さと風格を兼ね備えた銘石と言われ、深い青味のある細やかな石目で、小さな黒雲母が散っているのが特徴の重厚感のある石です。
このような山から採掘し、使える部分は約10%くらいだそうです。
以前は、和型墓石によく使われていましたが、細かい石目のためデザイン的にも和型だけでなく洋型やデザイン墓石にも適した石材になっています。
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特大ダンプがありました。このダンプは公道は走れない大型で特殊なもので、価格は4000万円超だそうです。タイヤも1本100万以上かかるそうで採掘するための重機などもかなりのコストがかかっているということがわかりました。
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磐梯みかげは、日の当たり方で白味が強く見えたり、青味が強く見えたり、味わいを楽しめるのも魅力となっています。
今、国産材回帰の気運が高まっています。現地に足を運び視察することで、改めて日本の銘石の良さに目を向けることができました。
お客様にも良いものをご提案出来たら良いなぁと思います。
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