墓じまい解体作業その2
2024年7月12日
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解体作業をしたときは、その墓地の仕様を確認させていただきます。
更地にする方法や墓地に合わせて整地する方法など様々です。
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こちらはお寺さんの墓地で土台の玉石は残すタイプです。
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こちらのお寺さんは更地にして草が生えないように防草シートをはるタイプです。
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こちらは土台はそのままで上だけ撤去しました。
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土台が親戚の方などと一緒になっている場合などは特に、どこまで撤去するのか事前によく話し合って決めていただければと思います。
墓じまい解体作業
2024年7月12日
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最近はお墓を継ぐ人がいないと墓じまいをする方が多くなっています。
解体作業は壊すだけなので簡単に思われる方も多いのですが、非常に気を遣う難しい作業になります。
その時代にどのように建てられたものか、構造を確認しながら慎重に作業をしていきます。
狭い場所ではクレーンが入らないので、その場で小さく割って人力ですべて運び出します。
小さめのお墓の竿だけでも100キロ以上あるので、かなりの重労働です。
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ドリルで楔を入れる穴をあけ、楔をさしてハンマーでたたき、少しずつ小さくしていき運び出します。
墓じまいはお墓の場所や構造などによって金額がかわってきますので、すべて見積もりをしてからの契約となります。
遠方の方は、書類の手続きの代行や、お経の立ち合いなどのご相談にものっておりますので、お気軽にご相談ください。
「お墓のこれから安心ガイド」
2024年2月7日
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新しいパンフレットのご紹介です。
近年、継承者がいない、お墓の維持管理が困難などの理由で「お墓じまい」をする方が増えています。
しかし手を合わせる対象がなくなってしまったり、ご遺骨が手元にもどらないなど、墓主ひとりが決定し墓じまいをしたものの、親族とトラブルになるという事例も多くあるそうです。
本当にお墓じまいをしてよいのか、周囲とよく相談をして、今のお墓での供養が続く方法をもう一度考えてみませんか?という内容になっています。
将来子供に迷惑をかけたくない。。という方も多くいるのですが、実はアンケートをとってみると、子供、孫世代はお墓を守っていきたいと考えている人が半数以上もいるそうです。
実際、パワースポットなど、神社・お寺参りをする若者が増えていますし、そういった目に見えない力に頼って今の時代をがんばって生きている若い人も多くいます。
お墓というカタチあるものがあることで、ご先祖様に節目の報告や相談ができることもあると思います。
お墓はご家族以外、例えば嫁がれた娘さんが継承されるということも可能です。故人とのつながりを大切に継承できれば一番良いのではないでしょうか。
どうしても困難な場合には、永代供養などお寺さんに供養をお任せすることもできるので、まずは周りに相談をしてよく考えていただければと思います。
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パンフレットは、近隣のお寺さんに配布させていただきましたので、ぜひお手に取ってご覧ください。
墓じまい
2023年10月26日
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墓じまいを行いました。
玉石の土台にのった3基の墓石のうち左の2つ墓じまいをして一番右のお墓はそのまま残すという工事です。
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玉石の順番を印ておきます。
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残すものと処分するものを分けて、解体をすすめていきます。
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かなり山の中にお墓がありましたが、大型クレーンがなんとか届く位置だったのでお手伝いしていただきました。
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重量もあり、場所も高いところで心配でしたが無事に下すことができました。
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切り取った土台を玉石で修復していきます。
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綺麗に収まるようにグラインダーで削ったりしながら調整していきます。
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微妙な調整をしながら積み上げていきます。
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綺麗に仕上がりました。
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このような形で左2基を墓じまいし、1基だけきれいに残すことができました。
職人さん2人にもお手伝いしていただき、無事に作業が完了して良かったです。
紫陽花
2022年6月23日
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梅雨の晴れ間、紫陽花がとてもきれいに咲いていました。
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朝から山の上のお墓の解体作業です。
機械が使えないので細かく石を砕きながら、階段を何十往復も運びました。
職人さんにも手伝っていただき、スムーズに作業が進みました!感謝です!
たくさん汗をかいてデトックス!!!きっと私は明日ふくらはぎが筋肉痛だと思います(笑)
午後ももう1件、解体作業です。暑さに負けずにがんばります!!
解体工事
2022年3月25日
- 建立地青山墓地
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お墓の解体工事を行いました。
学校が春休みの長男もお手伝いしてくれました。若いので力があるので大助かりです。
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クレーンが入らないところなので全部一輪車と手で運びましたが、最後の一番大きな石。
じーじに「ゆっくり転がしていけば良いよ」とアドバイスされ、地面を転がしながら運び、すべてをきれいに運びだせました。
先人の知恵ですね!!ありがたいです。
現場にでるには一番良い季節、毎日フル活動でがんばっていきたいと思います!
職人の技
2021年9月9日
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永代供養するために墓じまいを行いました。
片方だけ撤去するのですが、土台が一緒なので難しい作業になります。
土台の玉石がバラバラにならないように解体前に番号をふり印をつけておきます。
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割れないように丁寧に外していきます。
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また組み立てていくのに一つ一つ石を削ったり、合わせながら調整していきます。
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順番通りに組み立てていきます。
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バランスを確認しながらセメントで固定していきます。
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型枠で基礎を整えて完成です。
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キレイに仕上がりました。
静岡の中部地方では、昔大井川の玉石を使って、このような土台のお墓が多く作られていたそうです。
静岡では石が取れなかったので、輸送手段などもない昔、工夫をしてお墓を建てていたんですね。
今はきれいに磨かれた石でほとんど作られますが、こういった自然な形を生かしたものを大事に継承していくのも素敵なことだと思います。
こういったものを再建する技術がある職人さんが減っているのが現状ですが、国家検定一級技能士(石材施工技能士)として、お客様のご希望に添ったお手伝いをさせていただけたらと思っています。
石材店を選ぶ際、ただ建てるのではなくその後のアフターフォローも考えて、一級石材施工技能士がいるかどうか確認するのも大切です。
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お墓の撤去
2021年5月28日
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お住まいの近くの納骨堂に納めるということでお墓の撤去を行いました。
見晴らしの良い高台にあるお墓で天気も良く海がきれいにみえました。
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階段なので機械が使えず手作業の運搬になります。
(石を運びながら階段の上り下り、、、、石屋の嫁っこは3日くらい足が筋肉痛になりました。笑)
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大きな石は細かくして運びます。
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石屋さんや時代によってお墓の作りが違っていたりするので状況をみながら丁寧に解体していきます。
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今回は石だけでなくコンクリートやブロックなども使用さていたので、解体後分別して処分します。
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きれいにならして終了です。
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お骨は新しい骨壺に納め郵送いたしました。
お墓が遠方にあったり、高齢のため長距離の移動が困難であったり、
自分で運びたいけれど難しい方もいらっしゃいます。
遺骨は意外と重たく、いくつもあると車などで運ぶしかありません。
公共機関では周りの目が気になることもあると思います。
遺骨の取り扱いにはいくつか法律がありますが、国内に郵送することは認められています。
遺骨を宅配業者に依頼して郵送することは「送骨」と呼ばれ、高齢化社会が進むにつれて徐々に一般的になりつつあります。
ちなみにお骨の郵送は、ゆうパックのみ送ることができます。
お墓の移転や墓じまい
2021年5月19日
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様々な理由で墓じまいをする方やお墓の移転をする方も増えています。
墓じまいとは、墓石を撤去し、墓所を更地にして使用権を返還することをいいます。
お墓に納められている遺骨を勝手に取り出したり、別の場所に動かしたり、
廃棄したりすることは法律のもとできませんが、行政手続きなどをすることで
墓じまいが可能になります。
山の中にポツンとあるお墓をお参りしやすいように共同墓地へ移転する方、
継承者がいないのでお寺さんの永代供養をお願いする方、
就職、結婚などで故郷を離れ、お墓参りをする頻度が減ってしまうので移転をしたいという方など様々な方が相談にこられます。
供養方法を確認し、必要な手続きの御案内、法要の立ち合い、
そして丁寧にお骨を取り出し、墓地を解体して更地に返還します。
お墓じまいは、ご自身が納得し、きちんと満足できる供養をすることで、
気持ちを整理できる一つの供養のあり方です。
お気軽にご相談ください。
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